ヤツガシラ(八ツ頭)の紹介
ヤツガシラ(八ツ頭)
子孫繁栄を願い おせち料理に
ほっくりとして美味
サトイモは、親芋を囲むように子芋、孫芋と付きますが、八ツ頭は親芋と子芋が分かれず塊になります。まるで頭が八つくっついて固まっているように見えることから「八ツ頭」と名付けられたといわれています。
末広がりの「八」と、親・子・孫と増えていく性質から「子孫繁栄」や人の「頭」になるようにという願いを込めて、縁起物としておせち料理によく使われます。ぬめりが少なく、ホクホクとしていて、煮物に最適です。
旬カレンダー
旬カレンダー(出荷最盛期の目安)の見方
日本は北から南まで多様な気候・自然環境のため、野菜や果物の「旬」も地域によって様々です。この「旬カレンダー」は、どの時期にどれくらいの量の出荷がされているかをご紹介するものです。 ※東京都中央卸売市場の統計情報を参考にしているため、東京への出荷が少ないものの数値が反映されないなど、実際の生産量とは必ずしも一致しないことにご留意下さい。
教えてJA!「ヤツガシラ(八ツ頭)の豆知識」
ぷち情報
サトイモやハスイモ等の葉と茎を繋ぐ「葉柄」は、「ズイキ」と呼ばれ、煮物などにして食べられています。イモの種類によって赤ずいきや青ずいきなど様々な呼ばれ方をしますが、このヤツガシラの「赤ずいき」が最も多く流通されています。
ヤツガシラ(八ツ頭)を使ったレシピ
京都府「京風白みそ雑煮」JA京都市女性部
- 30分
- kcal
京都のお雑煮は白味噌と丸餅です。歳神様にお供えするものでもあるので、神様が好まれる白色の白味噌を使い、餅は丸い形にして円満を願い、また、伸びることで長寿を願う、と言われています。